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第04話 「腐食」 CUTE POISON
「プリズン・ブレイク vol.2」に収録 |
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ヘイワイヤーのせいで、思うように『仕事』ができず、計画が遅れ気味のマイケル。
所長に同房者の変更を嘆願するが、それに気付いたベリックからは逆に厳しく締めつけられる。
しかし、隙を見て計画に必要な薬品を手に入れ、診療室の排水溝に流し込むことに成功。さらに、ヘイワイヤーから暴行されたようにみせかけて房から追い出してしまう。
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【詳しいあらすじ】 ※ネタばれ含んでおりますので、本編未視聴の方はご注意ください。 |
ベリックと他の看守が寝ているリンカーンを行き成り起こし、手錠をはめる。ベリックはお前の死刑の時間だと伝えた。看守から暴れるリンカーンを電気椅子へと縛りつけ、死刑を実行するレバーが落とされてしまう・・・・。
と、ここでリンカーンは目を開け、悪夢から目覚める。自分はまだ房のベットで寝ていることに気付く。
所変わり、マイケルは新しいセルメイトのヘイワイヤーに今までにこの刑務所を抜け出すことは考えたことがあるか?と聞いてみる。しかし、彼は脱獄は悪いことであり、もし誰かがそれを計画だててるのを自分が知っていたら、ベリックへ報告をする義務があると答えた。そして、ヘイワイヤーはマイケルのタトゥーに興味を持ち出すが、丁度薬の時間だったので医者が来て、薬の処方をした。医者が帰ると、ヘイワイヤーは再びマイケルのタトゥーに興味を持ち出し、再度見てみたいというが、断れてしまう。
刑務所の中庭でマイケルはスクレに話掛けようとするが、彼はシカトを決め込まれてしまう・・。
マイケルの腕に彫られているタトゥーの「CUTE POISON」とは実は刑務所で調達可能な日常生活品で精製可能な、無水リン酸の化学記号の頭文字で、この薬品は42.35℃の常温でものを溶かしてくれる。
話は変わって、アブルッチはマイケルに問題はないかとアプローチをする。マイケルは新しいセルメイトのヘイワイヤーが邪魔だと伝えると、アブルッチはその問題は直ぐに解決させると約束をする・・・しかしその条件として脱獄プランの加入を取り付ける。
所長ウォーデンの事務所でマイケルはタージマハールの模型の製作を手伝っていた。所長は手伝ってくれたマイケルを好意的に思い、お礼になにか力になれることは無いかとマイケルに尋ねる。マイケルは、今の一番の問題であるヘイワイヤーの転送が出来るかどうかをたずねてみた。所長は喧嘩かもしくは性的行為が無い限りは転送は行えない、性格や気性が合わないだけではセルメイトの転送は行うことは無いと答えた。
一方弁護人のベロニカはリンカーンと再度面会をしていた。以前からリンカーンのことについてはあんまり信じていない様子の彼女だったが今回は違った。リンカーンのケースの代用弁護人として動きたいと申し出てきたのである。リンカーンは少し驚いたが、死刑囚を主に取り扱う「Project Justice」という機関が助けてくれるかもしれないと伝える。
マイケルがシャワーから出来てきたときに、ヘイワイヤーが蛇トゥーを見て、パターンがあると見抜いてしまう。直ぐにマイケルはタオルで隠すが、彼にはこのタトゥーに秘密が掘り込まれていることが見抜かれたと気付く。
ここで、スクレにとって一大事件が発覚。ヘクターがスクレを訪れ、スクレの恋人マリクルーズは俺と付き合うことになったと伝えた。恋人命のスクレにとっては一大事。激怒しスペイン語で怒りまくる。ヘクターはそんなスクレの態度をみて、お前は犯罪者で、一生犯罪者のままで終ると言い返す。中庭で恋人のマリクルーズに電話をかけるスクレだが、彼女は混乱をした様子だった・・。
脱獄プランの鍵を握り腐食剤(無水リン酸)を精製するためにマイケルは洗剤をさがす。ベリックに見つかり、傷ついている足を踏みにじられる・・。
ベロニカは「Project Justice」のオフィスへ訪れてリンカーンのケースについて手伝ってもらえるかをたずねるが、断られてしまう。エージェント・ヘール(シークレットサービス)がビルの外で待ち伏せており、ベロニカが出てきたと同時に、ベロニカの部屋をあさっているもう一人のエージェント・ケラーマンへ報告を入れていた。ベロニカはその後にリンカーンの事件後の最初に駆けつけた警官と会うが、肝心な質問をすると、警官はそれ以上はここでは答えられないと濁してしまい大きな収穫は無かった。
断られたはずの「Project Justice」の機関員のニックがリンカーンのケースを手伝いたいと申し込んできた。彼の親父も以前に15年間刑務所に無罪の罪で服役したことが影響してのことらしい。さらに彼は、政府の話や、ステッドマンの会社が代換燃料について指示していることや、石油会社についてなど色々なことを二人で話す。
所変わり、マイケルはヘイワイヤーに俺はお前とうまくやっていけないと打ち明けている。ヘイワイヤーがマイケルに話をしている間にマイケルは彼の歯磨き粉を部屋のシンクへ垂れ流していた。これも目的の腐食剤(無水リン酸)の材料となる。さらに夜にマイケルが寝ている間に、ヘイワイヤーはマイケルの服をめくりタトゥーを見る。そこでとうとう彼はタトゥーが示すものは「迷路」みたいなものだと見抜くが、いまいちそれがなにかはわからずじまいだった。
中庭でマイケルはアブルッチに頼んでいた薬品を受け取った。マイケルは無水リン酸の科学調合式を思い出しながら、洗剤やその薬品を混ぜてヘイワイヤーの歯磨き粉チューブに入れていった。
スクレがマイケルに歩みより、マイケルの脱獄プランに載りたいといった。スクレにある程度の信頼を寄せているマイケルにとっては好都合であり、喜んだ。部屋に戻るとヘイワイヤーがマイケルのタトゥーのスケッチをしていた・・・。マイケルはそれを見るや否や、鉄格子に頭をぶつけ始め、大声で看守を呼ぶ。看守はマイケルの傷をみて、ヘイワイヤーがやったものだと勘違いをし彼を別の房へと連れ去っていく。スクレは無事にマイケルの房へと戻ることができた。
頭を怪我をしたマイケルはDr.サラの病棟へと向かった。そこでマイケルはヘイワイヤーの歯磨き粉のチューブに入れてある精製をした無水リン酸(腐食剤)を病棟の配管へと流し込んだ。直ぐにサラが入ってきたのであわてて椅子へと戻り、治療を受ける。サラはマイケルにもっと注意深く行動をしないと、他の囚人に殺されてしまうとマイケルを心配する。マイケルはそこで賭けを持ち出した。俺がこの刑務所を生きて無事に出れたら、一緒にデートをしてもらいたいと。
スクレが戻ってきて監視をしてくれるにより、マイケルは部屋の洗面台の後ろの壁を掘り始めた。穴を開ける作業中に、レンガを壊すときに音がなってしまうばれてしまうので、スクレはそれをカバーするため歌を歌う。壁の穴あけは成功をし、マイケルの脱獄計画の一歩目は着実に動き出した!!
順調に進んでいるはずのマイケルのプランだが、マイケルとリンカーンが兄弟と知った黒幕は、ウォーデン所長にマイケルの刑務所の転送を依頼した。
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